クカバラ日本語学校は、2024年度1学期5月(本校は日本の学校年度を採用)よりRoseville Public School からLane Cove Public Schoolへ移転致しました。

各学年教室での授業となります。

クカバラ日本語学校開校までの経緯

初めに、シドニーでは、十数年、二十年前ですと、日本語を学ばせるため、遠方からであっても、週末の朝、日本語補習校にお子様を通わせていた時代と比べ、昨今の日本語補習校事情は飛躍的に変化して参りました。


各地域に複数それぞれの特色を持つ補習校が設立され、通学させやすい地域、各校の教育方針等を鑑み、ご自分のお子様に合った補習校を保護者の方々が選択できる様になって参りました。
大変喜ばしい事だと考えます。


この様な状況の中、長年数校の補習校での指導経験を持つ教師が、クラスでの学力、基礎学力の欠落をどのように改善できるか。又、習得、未習得にかかわらず毎年進級させれば、形だけの学習そして教育に終わってしまう、という問題点を、如何に改善し、国語能力の維持と向上を保持できるかを考えたところ、国語教科書を用いての日本語をしっかり指導し、基礎力をしっかり学び積み上げ、次の学年に確実に繋げて行ける指導、教育を目指す学校として、2023年2月クカバラ日本語学校を開校する運びとなりました。

クカバラ日本語学校(国語コース1年以上のクラス)は、2023年7月1日付で外務大臣の指定を受けた在外教育施設となりました。シドニー在住の就学児に、「継承語教育ではない 、日本語教育を通して、しっかり日本語を学んで行って欲しい。」という願いの詰まった補習校です。


文部科学省が提示する学習指導要領 『生きる力』 を基に、国語教科書、 副教材等を使用し、就学児の国語レベルに応じた学習の場を提供致します。


クラス構成は、幼稚園から小学6年生までを児童部とし、7年生から12年生までをアドバンスクラスとして、Lane Cove Public Schoolにて授業が行われます。


学習指導は、日本の教員資格を有し、日本語補習校での経験豊かな教師陣によって行われます。

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